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COLUM BY HIROKAZU YOSHIDA.
建築家吉田裕一がお送りする不定期コラムです。


2013.09.03 (mon)
8月31日
8月31日はJIAの仲間だった鎌田雅弘さんの命日でした。

今年で2年・・・いわゆる3回忌です。
・・・・早いものです。
30日、主だった友人3人と初めて墓参りに行きました。
葛岡霊園内の愚鈍院(ぐどんいん、すごい名前です)の管理墓地です。
今年の春には愛犬トビーが、そして7月にはお父様が亡くなられたそうで、鎌田家はさびしくなったとのこと・・・
ところで、毎年9月の第1週の土日(今年は7日と8日)は(鎌ちゃんが晩年参加していた)定禅寺ジャズフェスティバルが開催されます。
今思うと、ジャズフェスが近くなると、きちんと命日を思い起こしてもらうような日(8月31日)を選んで旅立ったかのように思えます。
今年も鎌ちゃんがメンバーだったMBBは8日に演奏をするとのことですが、最後の曲は鎌ちゃんが好きだった、沢田研二の「勝手にしやがれ」を演奏するとのこと。
きっと鎌ちゃんも天国からサックスで参加してくれことでしょう。
確か、2年前も同じ曲を演奏したような気がします。
暑い夏の終わりと秋のはじまりの予感、そんな1日になるのではないでしょうか。
今更何もしてあげられないのですが、最近、名曲だなあと思える歌があるのでその歌詞を紹介したいと思います。
フォークの神様と呼ばれた岡林信康が1977年に病に倒れた(のちに亡くなった)友人のカメラマンに捧げた歌だそうです。
その名も「君に捧げるラブ・ソング」

悲しみにうなだれる 君を前にして

そうさ何も出来ないで いるのがとてもつらい

せめて君の為に 歌を書きたいけど

もどかしい想いは うまく歌にならない

今 書きとめたい歌

君に捧げるラブ・ソング

君の痛みの深さは わかるはずもない

何か二人遠くなる 目の前にいるというのに

そうさ僕は僕 君になれはしない

ひとり闘うのを ただ見つめているだけ

今 書きとめたい歌

君に捧げるラブ・ソング

二人はためされているの 君は僕のなに

これで壊れていくなら 僕は君の何だった

なにも出来はしない そんなもどかしさと

のがれずに歩むさ それがせめての証し

今 書きとめたい歌

君に捧げるラブ・ソング

今 書きとめたい歌

君に捧げるラブ・ソング

YouTubeでは夜のヒットスタジオで歌ったときの映像が秀逸です。
http://www.youtube.com/watch?v=eaSEhSWd_Ms

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